| ABOUT US | HOW TO | GALLERY | CONTEST | EVENT | DIARY | BBS | LINK | SHOP | TOP |



●組み立て編●
表面処理講座




 まず、作業に入る前にパーツの確認をしましょう。組み立て説明書の入っているものは殆どありませんので、Web画像でチェックすると良いでしょう。海外製のメタルフィギュアにはパーツ不足などのミスパックが起こることが良くあります。パーツ不足等がわかったら早めにお店に相談しましょう。(パーツが折れ曲がっているのは不良ではなく仕様です。慌てず騒がずゆっくりと曲げて直してくださいね)


・・・今回は全部揃ってました。




(工程1.)

【用意するもの】
 ・模型用ニッパー
 ・デザインナイフ
 ・各種ヤスリ(棒ヤスリなど)


  まずは、バリと呼ばれる成型の際に発生する余分な部分を削り取ります。大まかにニッパーで切ったあと、デザインナイフで削り取ります。


バリ(○印)がたくさんありました。 右は拡大図。


  この時、ナイフだけで完全に削ろうとすると、ミニチュア本体に傷が付く恐れがあるので、無理をせずに、場所によっては棒ヤスリなどで代用します。


ケガに十分気をつけて!

  また同様に、型分けのラインに発生している段差も処理して下さい。基本的に、ミニチュアの厚みが無い側に沿ってラインがあるはずです。写真のように顔の合わせ目にパーティングラインができている事もありますので、慎重に作業してください。


顔がぶさいくになってる事もあります(泣)

 次は表面に残った酸化膜を落とすためにワイヤーブラシで擦りましょう。ピカピカになります。ゴシゴシやり過ぎるとモールドが潰れますので、様子を見ながら丁寧に作業しましょう。

  終わったらミニチュアに残った酸化膜・油分・離型剤等を落とすために、中性洗剤を使って水洗いし、よく乾かしましょう。

油分が残っていると、塗装膜が弱くなります。また、水分が残っていると、後の行程で接着剤・下地剤がうまく塗れません)


メタルフィギュアには“鉛”を含むものがあります。切削した粉は絶対に吸わないように注意し、作業した手で目を擦ったりしないで下さい。作業終了後は、必ず手洗いをして下さい。



組み立てが必要でない一体成型キットの場合は・・・【塗装下地講座】




成型素材について←  MENU 組み立て基礎講座



| ABOUT US | HOW TO | GALLERY | CONTEST | EVENT | DIARY | BBS | LINK | SHOP | TOP |


Copyright © Full Metal Planet, All rights reserved.